標準化動向レポート IEEE 802.20
放送・通信に関わる最新の標準化動向を、順次詳細にレポートします。ITU(国際電気通信連合)や、IEEE(米国電気電子学会802委員会)の関連会合の定期的な論点解説をはじめ、標準の議論の中心となったキーテクノロジーなどをわかりやすく紹介します。
-
注目の802.20が再開され、新ベースライン(基本)仕様の作成へ!
一時、標準化のワーキング・グループ(WG)活動を休止していた802.20(MBWA)WGは、2006年11月から活動を再開しているが、ようやく軌道に乗ってきた。このため、ここではこの間の802.20WGの活動の経緯を整理しながら、現状をレポートする。現在、802.20では、モトローラやサムスン、LG電子などからの提案を皮切りに、新しいベースライン(基本)の仕様づくりが活発に行われているところである。なお、現行の802.20ベース ライン仕様をもとに作成された3GPP2の新しい規格「UMB」が本年(2007年)4月に標準化を完了することになり、大きな注目を集めている。 -
802.20WGの標準化活動を中心にレポートする。802.20WGは、高速な移動環境においても高い実効速度と周波数利用効率を実現できる、MBWA (Mobile Broadband Wireless Access、広帯域高速移動通信アクセス)の標準化を目指している。