日本初、最新のNISTリリース2.0に対応した決定版! 『スマートグリッドの国際標準と最新動向2012』を発売

NISTリリース2.0の全貌とIEEE/IETF/ITU-T/IECまでを徹底解説

インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)のシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、スマートグリッドの世界的な標準の指針となる「NISTリリース2.0」をはじめ、IEEE(米国電気電子学会)やIETF(インターネット技術標準化委員会)、ITU-T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)、IEC(国際電気標準会議)など主要な標準機関で策定されている標準規格や最新動向について解説した、『スマートグリッドの国際標準と最新動向2012』を、3月23日(金)に発売しました。

2012年2月28日、NIST(米国国立標準技術研究所)は、スマートグリッドに関する最新の「NISTリリース2.0」を発表し、国際的に大きな注目を集めています。これによって、スマートグリッドは、いよいよ実践的なビジネスフェーズに突入しました。本書は、

(1)好評を博した『日米欧のスマートグリッド政策と標準化動向2010』(2009年12月)
(2)内容を刷新した『世界のスマートグリッド政策と標準化動向2011』(2011年 2月)

に続く、第3弾目の大幅な改訂版であり、日本で初めて「NISTリリース2.0」の心臓部を徹底的に解説しています。同時に、「NISTリリース2.0」を構成している、IEEE(米国電気電子学会)やIETF(インターネット技術標準化委員会)、ITU-T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)、IEC(国際電気標準会議)など主要な標準機関で策定されている各標準規格や最新動向も詳しく解説しています。

このため本書は、まさに、スマートグリッドビジネスに参入するうえでバイブルとも言える内容となっており、大きく、次のような3つの特徴があります。

第1点目は、最新版のNISTリリース2.0を通して、スマートグリッドに求められる、多分野にわたる膨大な標準規格を体系的に整理していること。

第2点目は、NISTリリース2.0に採用され、その中核的な標準技術ともなっている、IEEE、IETF、ITU-T、IEC等の新しい動向や標準規格の内容を集大成し詳しく解説していること。

第3点目は、本書は、既刊の「2010年版」や「2011年版」を執筆し、その的確な分析で好評を博しているアナリストをはじめ、実際にIEEEやIETF、ITU-T、IECで標準規格の策定に参加している最前線の執筆陣によって執筆されていること。

本書は、「スマートグリッドシリーズ」第10弾で、各章の内容は、次の通り。

第1章では、米国におけるスマートグリッド標準化活動の全体像を俯瞰した後、NISTの取り組みを紹介し、リリース2.0の内容を詳しく解説しています。また、NIST傘下で重要な役割を担っているSGIP(スマートグリッド相互接続性パネル)の組織体制とその標準規格策定活動を紹介。さらに、NISTリリース2.0で急浮上したCoS(標準規格一覧)の役割と、そこに掲載されている規格を解説した後、SGIPの活動の中心である、PAP(Priority Action Plans、優先行動計画)の各活動について詳しく述べています。

第2章では、世界最大の学術研究学会であるIEEEにおいて、すでに策定されている100以上のスマートグリッド標準規格について、体系的に整理して解説しています。さらにIEEEが30年先を見据えて、新しく設立した‘IEEEスマートグリッドビジョンプロジェクト(IEEE SGVP)’の背景やその取り組みを紹介しています。また、スマートグッド関連標準の中で特に重要と考えられる、IEEE 2030(システムの相互運用)、IEEE 1547(電力系統と分散型電源の相互接続)、IEEE 1888(通信プロトコル)、IEEE 802(LAN/MAN)、IEEE 1901(高速PLC)の5分野を中心に、その標準化動向を詳述しています。

第3章では、スマートグリッドに関係するIETFの活動をまとめて紹介しています。まず、インターネットの新しい動きとして、IoT(モノのインターネット)時代の到来を解説しています。次に、現在、標準化が進められている、スマートグリッドに関連するスマートメーターや家庭内の機器やセンサーを接続するホームネットワーク向けの、経路制御(RPL)やIPの拡張(6LowPAN)、アプリケーションフレームワーク(CoAP)などの標準内容を解説しています。また、通信機器の電力監視や制御を行う「エネルギー管理」の標準化の内容についても紹介しています。

第4章では、情報通信技術(ICT)に関する国際的標準機関ITU-Tの、スマートグリッドに関する標準化状況について解説しています。ITU-Tでは、情報通信網に求められる条件やアーキテクチャを審議するためフォーカスグループ(FG)を設置し、ここで検討されているスマートグリッドモデルやアーキテクチャなどの内容を解説しています。また、このFGの検討と並行して行われている、宅内広帯域網(電力線・同軸線・電話線)に適用される「G.hn」と、電力線伝送に特化した「G.hnem」関連標準の内容と標準化状況について詳しく解説しています。

第5章では、電気・電子分野の国際標準機関である「IEC」(国際電気標準会議)の市場戦略評議会(MSB)が公開した、『エネルギー問題への対応:2010年から2030年までのIEC の役割』について解説しています。これは、「スマートグリッド白書」とも言われ、IECのスマートグリッド基本戦略を理解するうえで、今もなおバイブル的存在であり、これが基本となってIECでの標準化作業が推進されています。白書は、セクション1からセクション8までの8部構成となっており、IECが取り組むべき重要な10の提言も行われています。ここでは、IECが目指すスマートグリッドの中核的部分を要約して紹介します。

東日本大震災から1年が過ぎた現在においても、大震災と同時に発生した福島第一原子力発電所の事故は、いまだに日本の電力・エネルギー危機を加速させています。また、世界的にも環境問題やエネルギー危機については、引き続き早急に解決すべき課題となっています。

本書は、グローバルな視点からスマートグリッドビジネスへ参入あるいは展開するうえで、座右の書として十分活用できる内容となっており、必読の一冊となっています。

なお、これまで発売されたスマートグリッドシリーズのタイトルは、以下の通り。

第1弾:『日米欧のスマートグリッド政策と標準化動向2010』

第2弾:『日米欧のスマートハウスと標準プロトコル2010』

第3弾:『日米欧のスマートメーターとAMI・HEMS最新動向2011』

第4弾:『世界のスマートグリッド政策と標準化動向2011』

第5弾:『グリーン半導体技術の最新動向と新ビジネス2011』

第6弾:『スマートハウス構築のためのホームネットワーク技術2011』

第7弾:『世界のマイクログリッドと再生可能エネルギー2011』

第8弾:『スマートグリッド向け新プロトコル「IEEE 1888」の全容と省エネ戦略2011』

第9弾:『スマートハウスとHEMS/BEMS/CEMS最新技術動向2012』


調査報告書の製品形態、および販売に関するご案内

『スマートグリッドの国際標準と最新動向2012』

新井 宏征、井上 恒一、久保 亮吾、西 宏章、湧川 隆次、櫻井 義人、近藤 芳展、合田 忠弘[著]


製品形態・販売価格一覧

発売日 :2012年3月23日(金)(好評発売中)
価格 :CD(PDF)版 89,250円(税込)
CD(PDF)+冊子版 99,750円(税込)
判型 :A4判
ページ数 :276ぺージ

詳細、ご注文はこちらよりご覧ください。
→ http://r.impressrd.jp/iil/SmartGrid2012

弊社の調査報告書は「libura PRO(ライブラ・プロ)」からもご購入いただけます(新刊は近日登録予定)。⇒ https://libura-pro.com/

※libura PROでは、誌面イメージを確認してから、ダウンロード版/CD版/冊子版を購入していただけるだけでなく、商品の興味のある一部分(現在は章単位)だけを選んで購入したり、選んだ部分をPOD(プリント・オン・デマンド)で製本してご購入いただくことができます。

インプレスR&D インターネットメディア総合研究所の調査報告書は、お客様のご利用ニーズに合わせ、簡易製本の冊子版、CD(PDF)版をご用意しております。


目次

はじめに

第1章 スマートグリッドに関するNISTの最新版「リリース2.0」の全体像
=CoSの役割が急浮上=

1.1 米国におけるスマートグリッド標準化活動の全体像と各組織の連携
1.2 NISTにおけるスマートグリッド最新標準「リリース2.0」の特徴
 1.2.1 NISTリリース2.0の概要
 1.2.2 これまでのNISTによるスマートグリッド関連の活動経緯
1.3 オープンなSGIPの組織体制とその活動
 1.3.1 SGIPの体制と役割
 1.3.2 SGIPにおける標準規格策定のプロセス
 1.3.3 CoS(Catalog of Standards:標準規格一覧):重要度が増大
1.4 SGIPにおける具体的な標準規格策定の取り組み
 1.4.1 現在のCoS一覧
 1.4.2 NISTリリース2.0が特定した37の標準規格等
1.5 SGIPにおける「PAP01~PAP18」の取り組み
 1.5.1 PAP01:スマートグリッドにおけるIPの役割【完了】
 1.5.2 PAP02:スマートグリッドのための無線通信【バージョン 2は2012年内に発表】
 1.5.3 PAP03:料金と製品定義のための共通仕様の開発【2012年1月にCoSに掲載】
 1.5.4 PAP04:エネルギー取引のための共通スケジューリングコミュニケーションの開発【完了】
 1.5.5 PAP05:標準メーターデータープロファイル【完了。CoS掲載手続きへ】
 1.5.6 PAP06:ANSI C12.19と共通セマンティックモデルとの相互変換【2012年3月にCoSへ掲載】
 1.5.7 PAP07:エネルギー貯蔵の相互接続ガイドライン【2012年6月までにすべてCoSに掲載へ】
 1.5.8 PAP08:配電グリッド管理のためのCIM/61850【2012年3月に完了】
 1.5.9 PAP09:デマンドレスポンスおよび分散電源信号【2012年の第1四半期に投票】
 1.5.10 PAP10:エネルギー使用情報規格【他のPAPの活動を支援】
 1.5.11 PAP11:電気自動車のための共通オブジェクトモデル【3つの規格がCoSに掲載】
 1.5.12 PAP12:IEEE 1815(DNP3)のIEC 61850オブジェクトへのマッピング【2012年1月にCoSに掲載】
 1.5.13 PAP13:IEEE C37.118とIEC 61850の統合と精密時刻同期【2012年3月にCoSに掲載】
 1.5.14 PAP14:送配電システムモデルマッピング 【一部、2012年4月が作業期限】
 1.5.15 PAP15:家庭内における家電機器通信のためのPLC規格の調整【一部、2012年4月にCoS掲載予定】
 1.5.16 PAP16:風力発電所通信【2012年9月にCoSへの掲載予定】
 1.5.17 PAP17:商業施設・産業施設におけるスマートグリッド情報規格【2012年7月にCoS掲載予定】
 1.5.18 PAP18:SEP 1.xからSEP 2への移行と共存【追加】【条件付きでのCoS掲載】

第2章 スマートグリッドに関するIEEEにおける標準化動向
=ビジョンプロジェクトの設立から主要な関連標準まで=

2.1 スマートグリッド標準化に取り組むIEEEの活動
 2.1.1 NISTのPAPにおけるIEEEの役割
 2.1.2 SGIP のスマートグリッド関連標準規格一覧(CoS:Catalog of Standards)
 2.1.3 IEEEの標準化策定プロセス
2.2 IEEEビジョンプロジェクト(Vision Project)の設立と目的
 2.2.1 IEEEの『ビジョンプロジェクト』設立の経緯とその目的
 2.2.2 IEEE SGVP(スマートグリッドビジョンプロジェクト)の目的
 2.2.3 IEEE SGVP(スマートグリッドビジョンプロジェクト)の全体像
 2.2.4 IEEE スマートグリッドITSビジョンプロジェクト
 2.2.5 まとめ:30年後を予想するビジョンプロジェクトへの期待
2.3 IEEEにおけるスマートグリッドの取り組みと標準
 2.3.1 学術団体と標準化団体の両面を備えるIEEE
 2.3.2 IEEE-SAとソサイエティによる標準化体制
2.4 IEEEの学術団体としてのスマートグリッドへの取り組み
 2.4.1 IEEE電力・エネルギーソサイエティが主催する国際会議
 2.4.2 IEEE Transactions on Smart Gridを発刊:スマートグリッド技術に関する研究発表の場を提供
2.5 IEEEの標準化団体としてのスマートグリッドへの取り組み
2.6 IEEEの重要な5分野のスマートグッド関連標準
2.7 【IEEE標準①】IEEE 2030:スマートグリッド関連システムの相互運用に関する標準化動向
 2.7.1 電力システムからの観点:PS-IAP
 2.7.2 通信からの観点:CT-IAP
 2.7.3 情報からの観点:IT-IAP
2.8 【IEEE標準②】IEEE 1547:電力系統と分散電源の相互接続に関する標準化動向
 2.8.1 IEEE 1547-2003:電力系統(EPS)と分散電源(DR)の相互接続に関する標準(Standard)
 2.8.2 IEEE 1547.1-2005:EPSとDRの相互接続における適合性試験手順に関する標準(Standard)
 2.8.3 IEEE 1547.2-2008:EPSとDRの相互接続に関する適用指針(Application Guide)
 2.8.4 IEEE 1547.3-2007:EPSとDRの相互接続における監視、情報交換および制御に関する指針(Guide)
 2.8.5 IEEE 1547.4-2011:EPSとDR Islandの設計、運用および統合に関する指針(Guide)
 2.8.6 IEEE P1547.5:10 MVAを超える電源と送電網の相互接続に関する技術指針(Technical Guidelines)
 2.8.7 IEEE 1547.6-2011:EPSとDRの相互接続に関する推奨事項(Recommended Practice)
 2.8.8 IEEE P1547.7:DR相互接続の影響調査に関する指針(Guide)
 2.8.9 IEEE P1547.8:IEEE 1547の拡張利用に関する推奨事項(Recommended Practice)
2.9 【IEEE標準③】IEEE 1888:スマートグリッド関連の通信プロトコルに関する標準化動向
 2.9.1 IEEE 1888-2011:グリーンコミュニティ向け通信プロトコルに関する標準(Standard)
 2.9.2 IEEE P1888.1:グリーンコミュニティにおける制御および管理に関する標準(Standard)
 2.9.3 IEEE P1888.2:グリーンコミュニティにおけるネットワーク統合と拡張性に関する標準(Standard)
 2.9.4 IEEE P1888.3:グリーンコミュニティにおけるセキュリティに関する標準(Standard)
2.10 【IEEE標準④】IEEE 802:LAN/MANに関する標準化動向
 2.10.1 IEEE 802.3:MAC層(CSMA/CDアクセス方式)および物理層仕様
 〔1〕IEEE 802.3-2008:1Mbpsから10Gbpsまでのイーサネット
 〔2〕IEEE 802.3at-2009:次世代PoE
 〔3〕IEEE 802.3av-2009:次世代EPON
 〔4〕IEEE 802.3az-2010:低消費電力イーサネット規格(EEE)
 2.10.2 IEEE 802.11:無線LANのMAC層および物理層仕様
 〔1〕IEEE 802.11a/b/g/n規格(無線LAN規格)
 〔2〕各無線LAN規格と変調方式
 〔3〕IEEE 802.11s-2011(メッシュネットワーク規格)
 〔4〕IEEE 802.11ah:スマートグリッドの新規格
 〔5〕Wi-Fiアライアンス
 2.10.3 IEEE 802.15.4:無線PANのMAC層および物理層仕様
 〔1〕ZigBeeアライアンスによるZigBee規格
 〔2〕IEEE 802.15.4gによるSUN規格(スマートグリッド用物理層規格)
 〔3〕IETFでは6LoWPAN規格を標準化
2.11 【IEEE標準⑤】IEEE 1901:高速PLCに関する標準化動向
2.12 SEP 2相互運用コンソーシアム(CSEP)を設立

第3章 IETFのスマートグリッド向けネットワークの標準化動向
=加速するIoTへの流れ=

3.1 IETFにおけるスマートグリッド向けの標準化動向
 3.1.1 NISTのスマートグリッドネットワークとIETFの役割
 〔1〕NISTのスマートグリッドを構成するネットワーク
 〔2〕スマートグリッドネットワークを2つに分ける
 3.1.2 スマートグリッドとインターネットの関係
3.2 IETFの活動とスマートグリッドの取り組み
 3.2.1 IETF(インターネット技術標準化委員会)
 3.2.2 スマートグリッドに関係するIETFの活動内容
3.3 スマートグリッド基幹網とIETFの技術
 3.3.1 スマートグリッドの基幹網はインターネット技術を再利用
 3.3.2 NISTがIETFに打診したのはプロトコルセットの必要性が背景
 3.3.3 IETFが示したプロトコルセットの策定に向けたガイドライン
 〔1〕スマートグリッドのIP化に向けた指針
 〔2〕RFC 6272:スマートグリッドのためのインターネットプロトコル
3.4 IETFにおけるスマートグリッドへの具体的な活動=HANからエネルギー管理、IoTまで=
 3.4.1 IETFのHAN(ホームネットワーク)関連の標準の策定
 3.4.2 IETFにおける「エネルギー管理」標準の策定
 3.4.3 IETFが目指す「IoT」(Internet of Things)と、それを実現するスマートオブジェクトのコンセプト
 〔1〕IoTとスマートオブジェクト
 〔2〕数百億台のコンピュータから数兆台のスマートオブジェクトを接続
 3.4.4 IETFで進む「スマートオブジェクト」関連の標準化
 〔1〕「lwig」ワーキンググループ:「軽量な実装指針」標準の策定
 〔2〕「homenet」ワーキンググループ:「ホームネットワーク」標準の策定
3.5 IETF WGの活動①【6lowpanワーキンググループ】:6LoWPAN
 3.5.1 6LoWPANとそのRFC
 3.5.2 6LoWPANが想定する通信環境およびデバイス
 3.5.3 6LoWPANの2種類のデバイスと3つのトポロジー
 3.5.4 6LoWPANにおける標準化目標と現在の活動
3.6 IETF WGの活動②【rollワーキンググループ】:ROLL/RPL
 3.6.1 ROLLとそのRFC
 3.6.2 ROLLで標準化されているRPLプロトコル
3.7 IETF WGの活動③【coreワーキンググループ】:CoRE/CoAP
 3.7.1 CoREとCoAPおよびそのRFC
 3.7.2 RESTアーキテクチャ
 3.7.3 CoAPアプリケーションプロトコルの仕組みと機能

第4章 ITU-Tにおけるスマートグリッドの標準化と策定されたG.hn/G.hnem規格

4.1 スマートグリッドの概念モデルの検討
 4.1.1 スマートグリッド以前の電力網
 4.1.2 新しく2つのドメインを追加
4.2 ITU-TのスマートグリッドFG(フォーカスグループ)での検討
 4.2.1 フォーカスグループ(FG)とは
 4.2.2 ITUにおけるスマートグリッドの概念
4.3 5つのデリバラブル(出力文書を作成)
4.4 デリバラブル①:オーバービューの内容
 4.4.1 情報通信技術(ICT)が果たすべき役割
 4.4.2 ICTの観点によるスマートグリッドモデル
 4.4.3 参照点の概念とインタフェースの違い
4.5 デリバラブル②:ユースケース(Use Case)
4.6 デリバラブル③:スマートグリッドの実現に必要な要求条件
4.7 デリバラブル④:スマートグリッドのアーキテクチャ
4.8 デリバラブル⑤:ターミノロジー(用語集、略語集)
 4.8.1 スマートグリッドの定義
 4.8.2 再生可能エネルギーの定義
4.9 要求条件「174件」に関するギャップ分析
4.10 スマートグリッドのアーキテクチャに関するギャップ分析
4.11 ITU-Tにおける今後のロードマップ
4.12 現在は標準案の検討の準備がととのった段階
4.13 ITU-Tにおけるスマートグリッドに関する標準規格:G.hnとG.hnem
 4.13.1 スマートグリッド規格:ITU-T SG15 Q.4が策定
 4.13.2 G.hnとG.hnem:スマートグリッド向け規格
4.14 G.hnの標準化動向①:3つの基本標準で構成
 4.14.1 G.hn規格:電力線・同軸線・電話線を対象
 4.14.2 IEEE 1901との共存が可能
 4.14.3 G.hnアーキテクチャ参照モデル
 4.14.4 G.hnのプロトコル参照モデル
 4.14.5 G.hnが規定するバンドプラン
4.15 G.hnの標準化動向②:スマートグリッド向けG.hnバンドプラン
 4.15.1 G.hnのLCPプロファイル:スマートグリッド向け簡易プロファイル
 4.15.2 最大伝送速度は20Mbps
4.16 G.hnの標準化動向③:G.hn(電力線におけるバンドプラン)に関する今後の課題
4.17 G.hnemの標準化動向①:ナローバンドを利用した電力線通信技術の現状
 4.17.1 G.hnとG.hnemの違い
 4.17.2 G.hnemの周波数帯
 4.17.3 OFDM方式ベースのPRIMEやG3-PLC
4.18 G.hnemの標準化動向②:G.hnemの標準化状況
 4.18.1 G.hnem:2つの標準で構成
 4.18.2 G.hnem勧告完成:日本のARIBバンドも検討へ
4.19 G.hnemの標準化動向③:G.hnem規格の内容
 4.19.1 NISTの要求条件をすべて盛り込む
 4.19.2 G.hnemのネットワークモデル
 4.19.3 電力管理向けネットワークモデルの例
 4.19.4 G.hnemの物理層の構成
 〔1〕物理層の機能ブロックモデル
 〔2〕G.hnemの物理層の特徴
 〔3〕G.hnemのバンドプラン
 4.19.5 G.hnemおよびG.hnにおける使用周波数帯
 4.19.6 G.hnemのデータリンク層の構成
 〔1〕データリンク層の機能ブロックモデル
 〔2〕データリンク層における送受信処理
4.20 G.hnemの標準化動向④:G.hnemに関する今後の課題
4.21 ITU-Tにおけるその他のスマートグリッド関連標準化の動向
 4.21.1 「G.wnb」の標準化作業:AnnexにZ-Waveを規定
 4.21.2 複数ベンダによる相互接続性の確認

第5章 IECのスマートグリッドへの基本戦略
=2010年から2030年までのIECの役割=

5.1 IECの組織構成とスマートグリッドの標準化
5.2 セクション1:問題の提示
 5.2.1 世界経済から二酸化炭素(CO2)排出量まで
 5.2.2 二酸化炭素の排出量と地球の温度上昇(2050年に最大6℃上昇)
 5.2.3 2030年でも化石燃料が主要エネルギー源
5.3 セクション2:解決策の枠組み(フレームワーク)
 5.3.1 対策のパラメーター
 5.3.2 行動目標
 5.3.3 利用できる手段
 〔1〕CO2排出量を減らすための技術
 〔2〕可能な対策の測定と評価
 〔3〕電化の効果
 〔4〕情報通信技術(ICT)の効果
 〔5〕行動の変化
5.3.4 発電からエネルギー消費まで:発展の見通し
5.4 セクション3:エネルギー効率
 5.4.1 エネルギー効率:定義
 5.4.2 現在の電気エネルギーチェーン
 5.4.3 化石燃料発電
 〔1〕コンバインドサイクル発電(天然ガス)
 〔2〕微粉炭燃焼(PCC)と超臨界水
 〔3〕石炭ガス化複合発電(IGCC)
 5.4.4 コージェネレーション(熱電併給、CHP)
 5.4.5 燃料電池(CHPや石炭ガス化による燃焼を利用するものを含む)
 5.4.6 送配電(T&D)
 5.4.7 建物の電力消費
 5.4.8 産業での電力消費
 5.4.9 輸送の電化
5.5 セクション4:二酸化炭素の排出削減「脱炭素」〈再生可能エネルギー/原子力/CCS〉
 5.5.1 再生可能エネルギー(RE)
 〔1〕水力発電
 〔2〕風力発電
 〔3〕太陽熱発電
 〔4〕太陽光発電
 〔5〕地熱発電
 〔6〕ヒートポンプシステム
 5.5.2 原子力発電
 5.5.3 CO2(炭素)回収貯留(CCS)
5.6 セクション5:対策は十分か?感度解析
 5.6.1 成り行きシナリオ(BAU)
 5.6.2 セクション3および4のすぐ導入できる技術を用いた改善
 5.6.3 発電および他の領域のより大胆な戦略
 5.6.4 感度解析の結果
5.7 セクション6:再設計「未来のエネルギーチェーン」
 5.7.1 再設計の必要性と参照アーキテクチャの役割
 5.7.2 電力網アーキテクチャ
 5.7.3 エネルギーおよび電力の最終消費アーキテクチャ
 〔1〕建物(ビルディング)
 〔2〕自動車を系統に
 〔3〕産業
 〔4〕エネルギーおよび電力の貯蔵
 〔5〕マイクログリッド
 5.7.4 未来のエネルギーチェーンが引き起こす問題
 〔1〕技術的問題
 〔2〕システム的アプローチの問題
5.8 セクション7:解決策施行にあたっての重要な成功要素
5.9 セクション8:MSBからIECへの提言
 5.9.1 IECの根本的な方向性において推奨される発展
 5.9.2 IECへの一般的提言:今後のMSBの作業の土台
 5.9.3 詳細な個別提言:【コージェネレーション】から【マイクログリッド】まで
 5.9.4 技術リスト:未来のステップに向けて

索引


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スマートフォンやタブレット端末の急速な普及・拡大に伴って、通信トラフィックが加速度的に増大し、3GやLTEの高速移動体通信網でも処理しきれなくなってきており、パンク寸前である。
このため、スマートフォンなどに標準装備されるようになったWi-Fi通信機能を活用し、ユーザーのデータトラフィックを、一部Wi-Fiネットワークへ切り替えて、トラフィックを送出する「Wi-Fiデータオフロード」が注目されている。通信事業者は、これらWi-Fiスポットの増設に、急速に乗り出してきている。
一方、TVホワイトスペース(いわゆるスーパーWi-Fi)の活用などによる無線LANへの新しい周波数帯(MHz帯)の利活用や、無線LANによるメッシュネットワークの標準化(802.11s)に伴って、無線LANは、屋内から屋外へ広域的にも利用可能なネットワークへと脱皮し始めた。さらに、このような動きに加えて、第4世代の新高速規格「802.11ac」や「802.11ad」、またスマートグリッド用の通信規格として900MHz帯をターゲットとした「802.11ah」の標準化活動が動き出した。
本書は、Wi-Fiネットワークが、今後、LAN(構内網)からWAN(広域網)へと脱皮し、そのサービス形態を拡大しながら発展していく動向をとらえ、新たなビジネスを産み出そうとしている状況を解説している。


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スマートハウスとHEMS/BEMS/CEMS最新技術動向2012
http://r.impressrd.jp/iil/SmartHouse2012

インターネットメディア総合研究所 [編]
ページ数:266P
サイズ・判型:A4判
価格:CD(PDF)版 89,250円(税込)
   CD(PDF)+冊子版 99,750円(税込)

〔本書の特徴〕
現在、スマートグリッドは、準備段階の実証実験のレベルから実用化のレベルへと移行しはじめています。このような背景から発行される本書は、スマートグリッドの国際的な最新動向をとらえながら、スマートグリッドの心臓部である「EMS」(エネルギー管理システム)に焦点を当て、徹底的に解説しています。
具体的には、スマートハウス、スマートビル、スマートコミュニティの中核的な技術となる、「HEMS」(宅内エネルギー管理システム)、「BEMS」(ビルエネルギー管理システム)、「CEMS」(地域エネルギー管理システム)など、エネルギー管理システム(EMS)の全体像と、それらを実現するための「ネットワーク技術」「通信プロトコル」「プラットフォーム」「ミドルウェア」「半導体」などの要素技術を実用化の視点から解説し、その製品動向を多角的にとらえた内容になっています。
なかでも、これらのEMSを構築するうえで、とくに、現在注目され普及期を迎えているプラットフォームソフトウェア「OSGi」や「TR-069」(機器管理プロトコル)、さらに標準化の大詰めを迎えている「SEP 2」(電力消費量の測定や表示、デマンドレスポンスなどを行うアプリケーションプロトコル)に注目して解説していますスマートグリッドについては、米国のオバマ大統領が、「次のARPANET(インターネット)である」と演説し注目されましたが、インターネット以上の産業的な広がりをもって進展しています。このため、電力関連企業やICT関連企業だけでなく、建築から家電、自動車、ガスに至るまで、新しいビジネスチャンスを目指して、あらゆる産業からの新規参入が相次いでいます。本書は、それらの新規参入を目指している皆様のための必読の一冊です。


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スマートグリッド向け新プロトコル「IEEE 1888」の全容と省エネ戦略2011
http://r.impressrd.jp/iil/GUTP2011

執筆者:江崎浩、落合秀也
ページ数:324P
サイズ・判型:A4判
価格:CD(PDF)版 89,250円(税込)
   CD(PDF)+冊子版 99,750円(税込)

〔本書の特徴〕
東日本大震災は、深刻な電力・エネルギー危機を引き起こし、日本における企業・産業・社会活動に対して、これまでとはまったく異なる次元から、BCP(Business Continuity Plan、事業継続計画)を確立する必要性があることをつきつけた。
こうした背景のもとに、東大グリーンICTプロジェクト(GUTP)では、新しく標準化されたスマートグリッド向けの標準プロトコル「IEEE 1888プロトコル」を用いた世界初のマルチベンダシステムを工学部2号館に構築した。それを構成する機器の相互接続試験も成功し、全学的な展開が開始されている。すでに、電力消費が年間最大となる2011年7月には、対前年同月比の30%の電力削減に成功し、今後の展開が国の内外から大きな注目を集めている。
本書は、電力・エネルギー危機に挑む、スマートグリッド組織「東大グリーンICTプロジェクト」の「IEEE 1888」システムを活用した節電対策の具体例を見ながら、新しいキャンパスやビルの方向性を示しつつビジネスの可能性と展開を解説していく。


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世界のマイクログリッドと再生可能エネルギー2011
http://r.impressrd.jp/iil/Microgrid2011

執筆者:新井 宏征
ページ数:206P
サイズ・判型:A4判
価格:CD(PDF)版 89,250円(税込)
   CD(PDF)+冊子版 99,750円(税込)

〔本書の特徴〕
東北地方を中心に、日本の歴史上、最大級の被害を与えた東日本大震災(2011年3月11日発生)は、東京電力管内の福島第一原子力発電所をも直撃しました。近年では経験することのなかった電力危機に直面し、従来の大規模な発電の仕組みに頼らない発電方法に、今、注目が集まっています。
本書では、近年のスマートグリッドの取り組みの高まりや、震災後のエネルギー計画の見直しなどの背景を踏まえたうえで、マイクログリッドを構成する技術やそのビジネス動向、さらに活発化する世界のマイクログリッドプロジェクトの動向などを解説しています。


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スマートグリッドシリーズ第6弾
スマートハウス構築のためのホームネットワーク技術2011
http://r.impressrd.jp/iil/HomeNetwork2011

執筆者:丹 康雄(北陸先端科学技術大学院大学 教授)
ページ数:232P
サイズ・判型:A4判
価格:CD(PDF)版 89,250円(税込)
   CD(PDF)+冊子版 99,750円(税込)

〔本書の特徴〕
スマートグリッド/スマートハウス時代に、ホームネットワークが急速に注目を集め、新しい標準が次々に登場しています。ホームネットワークはアプリケーション分野の面、技術要素の面のどの観点から見ても多数の要素が互いに関連する複合型のシステムとなっています。そのため、特定の技術が開発されれば一気に実現できるようなシステムではありません。それぞれの部分にあった適切な技術を組み合わせ、全体としては一般ユーザーが運用していける使いやすいシステムを構築する必要があるのです。
特に、スマートグリッドとしての制御系の波は、これまでのホームネットワークのシステムに、無線やPLC(電力線通信)などの通信技術の進展がみられたのに加えて、家庭内に創エネ、蓄エネの機器が出現し、重要なものになってきています。
さらに2011年3月11日に起きた災害は、人々の意識や社会的ニーズを一変させ、それまではコスト面などで敬遠されてきた再生可能エネルギーおよび分散電源の活用や、快適さを失うおそれから取り組みが足踏みしていた消費エネルギー抑制諸技術の実現に、改めて研究開発の方向性が向かいつつあります。
本書は、現時点の最新技術の羅列ではなく、過去からの技術の蓄積に基づき、スマートハウスを実現するために必要となるホームネットワークの一連の技術について述べたものになっています。


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