『スマートTV時代のマルチメディア言語「LIME」の最新動向2012』を発売

世界初のLIME規格の解説書! 実動する豊富なサンプルコードを付属CD-ROMに満載

インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)のシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、ITU-Tで標準化された次世代IPTVのためのマルチメディア言語「LIME」について解説した『スマートTV時代のマルチメディア言語「LIME」の最新動向2012』の販売を、4月26日(木)より開始しました。

2012年7月25日にはアナログテレビ放送終了から満一年を迎え、いよいよ本格的なデジタルテレビ放送時代を迎えている現在、国際的にもスマートTVが話題となっています。また、スマートフォンを筆頭にスマートグリッドやスマートハウスと、世の中はまさに“スマート”の時代です。このような動きに伴い、テレビの楽しみ方も、これまでのように放送局側から一方的に提供されるコンテンツ(番組)を視聴するという形態ではなく、ユーザーからの働きかけによって、ユーザーがより主体的に楽しむというインタラクティブ(双方向)形に変わりつつあります。

本書で解説するLIME(ライム)は、ITU-Tで標準化された次世代IPTVのためのマルチメディア言語環境です。これは、テレビに働きかけることができる仕組みを、コンテンツ制作者側(放送局側)にも視聴者側にも提供するという新しく画期的な枠組みです。これによって、従来のコンテンツ制作者だけではなくいろいろな人たちが、テレビにコンテンツを提供し参加できるようになります。

本書は、LIMEが標準化された直後の2010年に出版された『IPTV用の新標準「LIME」ハンドブック2010』を大幅に改訂したものです。2010年以後、2年余にわたって欧州やアジア・南米などで取り組まれてきた「LIME」の実証実験や実用化を通して、ダイナミックに変化し展開している現状をとらえ、また実践的な面にウェイトを置いてまとめ、世界初のLIMEについて集大成された一冊となっています。

具体的には次のような内容です。

第1章では、簡単なプログラムを通じて、まず、LIMEとはどのようなものなのかを直感的にわかるようにしました。LIMEが、現在一般的なWebコンテンツの作成法と同じような、構成要素(LIME-HTML、LIME-CSS、LIME-DOM、LIME-Script)を持っていることを示し、HTMLと比較することによって、すでにHTMLを知っている人には、その違いと類似点が感覚的にわかるようにしました。

第2章は、LIMEの実装にもかかわるアーキテクチャの特徴について見ていきます。そこでは、LIMEで使われる、マルチメディア・リソース(モノメディア)や、TV受信機ならではの制限事項などについて述べます。

第3章は、LIME-HTMLの説明です。LIME-HTMLは、Basic Multimedia Language(bml)とも呼べる、簡素化されたマルチメディア・リソース配置のための構造化文書を定義します。この章では、その10個のタグと属性について説明します。

第4章は、LIMEの表示スタイルを定義するLIME-CSSを解説します。LIME-CSSは非常に簡単なCSSで、LIMEにとって必須のものです。前半にLIME-CSSの文法、属性、その特徴を明確に説明し、後半ではリモコンやナビゲーションに関する説明をします。

第5章は、LIME-ScriptとLIME-DOMの説明をします。LIME-Scriptは、JavaScript1.0のサブセットで、簡単で直感的なプログラムが可能な言語です。また、LIME文書にダイナミックな動きを与える、LIME-DOMの使い方をについて例を挙げて説明します。

第6章では、これまでの、説明をもとに実際にコンテンツを作成する際の参考になるような情報をあげています。まず、Webコンテンツと同様なLIMEサーバを説明し、その次にLIMEの特徴であるビデオ再生について説明します。後半は、具体的なLIMEコンテンツの事例を挙げて説明します。ここでは、娯楽だけではなく電子政府や電子医療、電子出版をはじめ、スマートメーターや遠隔操作などのようにスマートハウスの一環として役立つLIMEコンテンツや、eコマースなどのアプリやソーシャル・メディアとなりうる、テレビ・コンテンツの新しい姿を見ることができます。

第7章では、LIMEに関する相互接続性の試験(IPTV Interopイベント)におけるLIMEブラウザ実装やアプリケーションの試験の模様を解説します。スイス・ジュネーブの第1回Interopイベント(2010年7月)に始まり、シンガポール、インド、ブラジル、ドバイ(UAE)のイベントの様子を述べます。また、欧州、アジアなどの各地で始まっているLIMEの実験サイトの情報、および商用に向けた取り組みなどを述べます。さらに、ITU(ジュネーブ)と札幌をつないだ札幌雪まつりの実験(2012年2月)と、それをきっかけに始まったグローバルIPTVネットワークへのITUの取り組みなどを取り上げます。

第8章では、ITUで勧告化が進んでいるLIMEと関係するほかのH.76xシリーズの勧告文書について概説します。また、Ginga(ジンガ)-NCL(H.761)やLua(ルア)などを説明します。

第9章では、デジタル放送用のARIB-STD-B24とLIMEの違いを簡単に述べます。

第10章では、LIME登場の背景を述べます。まずMHEGという規格から、ARIBのSTD-B24そしてLIMEへ至った道をたどり、新しいHTML規格であるHTML5とLIMEとの協調の方向性と可能性について述べています。最後に、スマートTVとLIMEとの関係を述べ、将来の課題について触れます。

またCD-ROMには、本書中で解説したサンプルコードと関連するサンプルコードを同梱しています。実際にLIMEを使ってコンテンツを作ったり、LIMEを試してみたりすることが可能になっています。

軽量なブラウザベースで、放送の品質をもったコンテンツとWeb技術の双方向性を合わせ持つ規格である「LIME」は、日本だけでなく、米国や欧州、アジアから南米に至るまで国際的に注目される規格となってきています。さらにIPTVだけでなく、デジタル放送とのハイブリッド・コンテンツにも対応可能であることから、今後、国際的にも大きな期待が寄せられています。

今やLIMEに対応したスマートTVやIPTVは、日本国内で1000万台ほどあると言われています。LIMEは国際標準ですから、海外にも、LIME対応のスマートテレビやブラウザを作っているところがいくつもあります。これらの端末をターゲットにサービスをしたい人にとってLIMEは非常に有効で、デジタル放送関係者やIPTV関連事業者をはじめ、Webコンテンツ関連事業者、コンテンツ・クリエイター、デジタルサイネージ事業者、電子出版関係者など、広範な読者を想定しています。

スマートTV時代の新しいTVコンテンツのあり方に興味のある方にとって、本書は大いに参考になる一冊です。

調査報告書の製品形態、および販売に関するご案内

『スマートTV時代のマルチメディア言語「LIME」の最新動向2012』
[豊富なサンプルコード(アプリケーション事例)付き]

川森 雅仁 [著]


製品形態・販売価格一覧

発売日 :2012年4月26日(木)(好評発売中)
価格 :CD(PDF)版 134,400円(税込)
CD(PDF)+冊子版 144,900円(税込)
判型 :A4判
ページ数 :332ぺージ

詳細、ご注文はこちらよりご覧ください。
→ http://r.impressrd.jp/iil/LIME2012

弊社の調査報告書は「libura PRO(ライブラ・プロ)」からもご購入いただけます(新刊は近日登録予定)。⇒ https://libura-pro.com/

※libura PROでは、誌面イメージを確認してから、ダウンロード版/CD版/冊子版を購入していただけるだけでなく、商品の興味のある一部分(現在は章単位)だけを選んで購入したり、選んだ部分をPOD(プリント・オン・デマンド)で製本してご購入いただくことができます。

インプレスR&D インターネットメディア総合研究所の調査報告書は、お客様のご利用ニーズに合わせ、簡易製本の冊子版、CD(PDF)版をご用意しております。


目次

はじめに

第1章 世界へ普及し始めた国際標準「LIME」(H.762)
=スマートTV向けのコンテンツ制作が容易に可能へ=

1.1 ITU-Tで標準化されたH.762勧告「LIME」
1.2 LIMEでHello world
1.3 LIMEとHTML
1.4 LIMEを使ってWeb感覚でテレビ・コンテンツ
1.5 「スマートTV」とLIME
1.6 スマートTV時代に対応した新標準「LIME」

第2章 マルチメディア環境「LIME」を構成する技術
=各メディア(モノメディア)とLIMEのアーキテクチャ=

2.1 LIMEで扱う各モノメディア
 2.1.1 画像モノメディア
 〔1〕JPEG
 〔2〕PNG
 〔3〕MNG
 〔4〕H.264
 〔5〕MPEG-26
 2.1.2 音声モノメディア
 〔1〕MPEG-2 AAC
 〔2〕AIFF
2.2 LIMEの処理系技術の特徴
 2.2.1 LIMEのプレーン・モデル(制御部モデル)
 〔1〕動画と静止画の重なり表示について
 〔2〕音声モノメディア
 〔3〕文字の扱い
 〔4〕コンテンツの推奨最大サイズ

第3章 LIME-HTML:LIMEのフレームワーク

3.1 bml="Basic Multimedia Language"
3.2 LIME-HTML(Simple XHTML)の詳細
 〔1〕LIME-HTMLの要素と属性
3.3 LIME-HTMLのイベント
 3.3.1 LIME-HTMLのイベント・ハンドラー
 3.3.2 LIME-HTMLのaccesskey属性

第4章 LIME-CSS:LIMEコンテンツのスタイルを定義

4.1 CSSとは
4.2 LIME-CSSの基本記法
 4.2.1 CSSによるスタイルの指定の仕方
 4.2.2 CSS内でのコメントの書き方
4.3 LIME-CSS文法の詳細
 4.3.1 セレクタ
 〔1〕グローバル・セレクタ
 〔2〕要素名セレクタ
 〔3〕IDセレクタ
 〔4〕クラス・セレクタ
 〔5〕疑似クラス・セレクタ
 4.3.2 複数属性の指定
 4.3.3 要素に複数のclassの適用
 4.3.4 複合セレクタ
 〔1〕要素.クラス名の組み合わせ
 〔2〕要素#IDセレクタの組み合わせ
 〔3〕要素と疑似クラス・セレクタの組み合わせ
 4.3.5 LIME-CSSでの注意事項
 〔1〕セレクタのグルーピングについて
 〔2〕LIME-CSS定義数の上限について
 4.3.6 LIME-CSSの属性
 〔1〕z-indexについての注意
 4.3.7 LIME-CSSでの色指定
 4.3.8 リモート・コントロール用の属性:フォーカスとナビゲーション
 〔1〕nav-index属性とnav-*属性
 〔2〕used-key-list属性

第5章 LIME-Script(LIME JavaScript)とLIME-DOM

5.1 JavaScriptのサブセット:LIME-Script
 5.1.1 JavaScriptのサブセット
 5.1.2 LIME-Scriptが制限されている理由
 〔1〕端末のメモリの課題
 〔2〕セキュリティの課題
5.2 LIME-HTMLでのLIME-Scriptの使用法
5.3 LIME-Scriptの文法
 5.3.1 LIME-Scriptの式と演算
 〔1〕式とコメント
 〔2〕変数
 〔3〕演算子
 〔4〕制御構造
5.4 組込みオブジェクト
 5.4.1 LIME-Scriptで使用されるECMAScriptの組込みオブジェクト
 〔1〕globalオブジェクト
 〔2〕Arrayオブジェクト
 〔3〕Booleanオブジェクト
 〔4〕Dateオブジェクト
 〔5〕Functionオブジェクト
 〔6〕Numberオブジェクト
 〔7〕Objectオブジェクト
 〔8〕Stringオブジェクト
 〔9〕サンプル:LIME-Scriptで書かれたXMLパーサー
5.5 browser疑似オブジェクト
 5.5.1 JavaScriptの機能を疑似したメソッド
 〔1〕タイマーに関するもの
 〔2〕その他
 〔3〕LIME-Scriptで書かれたLISP
 5.5.2 LIMEに独特な関数
 〔1〕TCP/IP通信用関数
 〔2〕運用制御関数
 〔3〕IPTVサービス用関数
5.6 LIME-DOM
 5.6.1 document.getElementById()
 〔1〕DOMを使ったスタイルとフォーカス情報のアクセス
 5.6.2 document.currentEvent
 〔1〕イベント・タイプ
 〔2〕キーコード
 〔3〕ターゲットtarget

第6章 LIMEによるコンテンツ制作の実際
=ビデオからスマートハウス・電子出版まで=

6.1 LIMEサーバ
6.2 LIMEでのビデオの扱い
 〔1〕ビデオ・コンテンツの2つのタイプ
 6.2.1 browser.launchIPTVContent()を使ったVOD再生」
 6.2.2 <object>を使ったVOD再生
 6.2.3 VOD用マニフェスト・ファイル
 〔1〕リソース・リスト
 〔2〕エントリー・リソース情報(ERI)
 〔3〕ネットワーク・コンテンツ制御情報(NCI)
 〔4〕ライセンス・リンク情報(LLI:License Link Information)
6.3 LIMEでジュークボックス:音声の扱い
6.4 ダイナミックLIMEコンテンツ
 6.4.1 スタティックなLIMEとダイナミックなLIME
 6.4.2 Ajaxの登場と非同期通信のインパクト
 〔1〕非同期通信と同期通信
 〔2〕AjaxによるGoogleマップ(非同期通信)のインパクト
 6.4.3 デジタル放送におけるインタラクティブ・コンテンツの提供
 6.4.4 Web(Ajax)の機能と放送(LIME)の機能の接近
 〔1〕Ajaxの登場でWebがB24の機能に追いついてきた
 〔2〕AjaxやHTML5の機能も備えたLIME
 〔3〕LIME:Flashの機能に加えて、Webで実現できる機能も可能へ
 6.4.5 JSP(Java Server Pages)を利用したLIME
 6.4.6 PHPとLIME
 〔1〕PHPスクリプトの基本構造
 6.4.7 CGI
 6.4.8 RingoJSとNode.js
 6.4.9 UGC(ユーザーが作成したコンテンツ)とLIME制作用ツール
 〔1〕PowerPointでLIMEコンテンツを作成
 〔2〕cPNGを使ったコンテンツ
 〔3〕GiamでcMNGの制作
 〔4〕Firefoxでデバッグ
 〔5〕LIMEオープンソース・プロジェクト
6.5 LIMEを使った本格的アプリケーションの実際
 6.5.1 LIMEのウィジェットの例
 6.5.2 スマートハウス向けLIMEアプリケーション
 〔1〕LIMEを使った室内デバイス制御用アプリ
 6.5.3 公共サービス向けLIMEアプリ
 〔1〕画像を使った交通情報
 〔2〕LIMEと電子医療
 6.5.4 画像認識を使ったLIMEアプリ
 6.5.5 E-コマース
 〔1〕スマートショップのLIMEインタフェース
 〔2〕「MYワインセレクション」
 6.5.6 ポップでリッチなLIME
 6.5.7 LIMEによる「ソーシャルTV」の実現
 6.5.8 e-Pub(電子出版)コンテンツの例
 〔1〕幅広く連携可能な電子書籍とLIME
 〔2〕LIMEでビデオだけでなく静止画(絵本やカタログ)もコンテンツへ
 6.5.9 LIMEブラウザの例
 6.5.10 LIMEでゲームを作成

第7章 ITUにおけるLIMEのプロモーションと各国での取り組み

7.1 LIMEに関するIPTV Interopイベントの背景とその概要
7.2 IPTV Interopイベントにおける具体的な展示内容
 7.2.1 ジュネーブ:ITU本部におけるInteropイベント
 7.2.2 シンガポールでのInteropイベント
 7.2.3 インド・プーネでのInteropイベント
 7.2.4 アラブ首長国連合・ドバイのInteropイベント
7.3 ITU Application Challenge(アプリケーション・チャレンジ)
 7.3.1 世界初の「標準仕様に基づいたIPTVアプリのコンテスト」
 7.3.2 拡大するLIMEの開発や実験の拠点
7.4 札幌雪まつりにおけるグローバルLIME実験
7.5 世界でのLIME関連の開発動向や採用に向けた取り組みについて
7.6 世界各地でのLIME開発実験拠点や商用状況
 7.6.1 欧州の状況
 〔1〕フランスでの活動
 〔2〕DVB(欧州の放送規格団体)もLIMEに取り組む
 7.6.2 アジアの状況
 〔1〕タイ
 〔2〕フィリピン
 〔3〕シンガポール
 〔4〕中国

第8章 H.760(MAFR)シリーズ勧告とその構成
=LIMEからGINGA-NCLまで=

8.1 ITU-T H.760シリーズ(MAFRシリーズ)勧告の構成
 8.1.1 H.IPTV-MAFR.13(IPTV-HTML)
 8.1.2 H.763.1(CSS for IPTV)
 8.1.3 H.IPTV-MAFR.6(ECMAScript for IPTV)
 8.1.4 H.IPTV-MAFR.5(DOM for IPTV)
 8.1.5 H.IPTV-MAFR.14(Lua for IPTV)
 8.1.6 H.IPTV-MAFR.10(SVG for IPTV)
 〔1〕W3CにおけるSVGの勧告作業の歴史
 〔2〕MAFRシリーズにおいて重要なSVG
 〔3〕SVGの欠点:ファイルのサイズが大きくなること
 8.1.7 H.IPTV-MAFR.8(MHEG-5 for IPTV)
8.2 H.761勧告:IPTV用Ginga(ジンガ)-NCL
 8.2.1 GINGA-NCLはグルー言語
 8.2.2 GINGA-NCLはデフォルトでLIMEを参照
 8.2.3 相互運用性とMAFRシリーズ
8.3 モバイル端末向けのIPTVサービスにも対応するMAFRシリーズ
 8.3.1 モバイル端末への実装を目指すMAFR

第9章 ARIB-STD-B24(BML)とLIMEの違い

9.1 B24(BML)への誤解と批判
 9.1.1 オープンなWeb技術の国際標準HTMLと対比されたB24
 9.1.2 「どれがBMLなのか」特定しにくい
 9.1.3 世界で一番普及しているB24
 9.1.4 伝送路に依存しないLIME
 〔1〕ISDB(日本)/DVB(欧州)/ATSC(米国)などに対応できるLIME
 〔2〕常時IP接続を前提にできるLIME
9.2 冗長性と曖昧性の2つを解決したLIME
 9.2.1 求められた表示画面の安定性
 9.2.2 多様なブラウザの登場とコンテンツの安定的な表示
 9.2.3 Webコンテンツ(HTML)の「BML化」への流れ
9.3 Webページ作成で推奨されるプラクティス
9.4 LIMEでは使わないARIB-BMLの機能
 9.4.1 UregとGreg
 〔1〕Ureg
 〔2〕Greg
 9.4.2 バイナリー・テーブル
 〔1〕バイナリー・テーブルとは
 〔2〕BinaryTableオブジェクト
 9.4.3 放送に特化した機能

第10章 スマートTV時代とLIMEの今後

10.1 スマートTVの系譜:すべてはMHEGから始まった
 10.1.1 MHEG-5標準で仕様の作成を検討
 10.1.2 MHEG-5コンテンツの構成
 10.1.3 MHEG-5とLIMEの関係
10.2 LIMEとB24の関係
 10.2.1 LIME策定のきっかけはB24(ARIBが規定)
 10.2.2 HTMLによるブラウザの問題点(その1):2つのブラウザを比較する
 10.2.3 HTMLによるブラウザの問題点(その2):3つのブラウザを比較する
10.3 2006年に日本から「IPTV用BML」をITU-Tに提案
 10.3.1 B24という制限の多い枠組みを採用した理由
 10.3.2 LIMEの規格をB24ベースで策定することになった4つの理由
10.4 ブラジルが提案したLIMEという名称
 10.4.1 BMLが何を指しているのか曖昧である!
 10.4.2 名称を「LIME」に決定:ブラジルの「PUC-Rio」大学が発案
 10.4.3 B24:仕様が複雑で難解であった
10.5 LIME:B24を参照しながらも国際的にオープンでシンプルな標準に
10.6 HTML5との共存・融合で相乗効果を目指すLIME
10.7 マルチメディア言語系(MML)とテキスト系言語(TML)の違い
10.8 スマートTVとLIME
 10.8.1 スマートTVとは
 10.8.2 スマートTVの特徴
 10.8.3 管理されたコンテンツとインターネット
 10.8.4 LIMEとマネージドなスマートTV
 10.8.5 LIMEとAndroid
 10.8.6 他のマルチメディア環境との比較
 〔1〕EBIF
 〔2〕CE-HTML
10.9 ITUにおけるLIMEの標準化の課題と今後の展開
 10.9.1 国際化
 10.9.2 スマートフォン、タブレットPCへの対応

索引


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インプレスR&Dは、Webビジネス関係者、ワイヤレスブロードバンド技術者、放送・通信融合およびデジタル家電関係者、ICTを活用するビジネスマンなど、インターネットテクノロジーを核としたあらゆる分野の革新をいち早くキャッチし、これからの産業・社会の発展を作り出す人々に向けて、クロスメディア事業を展開しています。

【インプレスグループ】 http://impress.jp/

 
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。2012年4月1日に創設20周年を迎えました。

 

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このため、スマートフォンなどに標準装備されるようになったWi-Fi通信機能を活用し、ユーザーのデータトラフィックを、一部Wi-Fiネットワークへ切り替えて、トラフィックを送出する「Wi-Fiデータオフロード」が注目されている。通信事業者は、これらWi-Fiスポットの増設に、急速に乗り出してきている。
一方、TVホワイトスペース(いわゆるスーパーWi-Fi)の活用などによる無線LANへの新しい周波数帯(MHz帯)の利活用や、無線LANによるメッシュネットワークの標準化(802.11s)に伴って、無線LANは、屋内から屋外へ広域的にも利用可能なネットワークへと脱皮し始めた。さらに、このような動きに加えて、第4世代の新高速規格「802.11ac」や「802.11ad」、またスマートグリッド用の通信規格として900MHz帯をターゲットとした「802.11ah」の標準化活動が動き出した。
本書は、Wi-Fiネットワークが、今後、LAN(構内網)からWAN(広域網)へと脱皮し、そのサービス形態を拡大しながら発展していく動向をとらえ、新たなビジネスを産み出そうとしている状況を解説している。